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わかると役立つ!クレジットカード発行会社(イシュア)の仕事・役割

※この記事は2019年以前に作成されたものです。

はじめに

このテーマは:「早く大人になって、何でも買えるカードが欲しいな!」なんてよく言う子どもがいる私が、小学生にもわかるようにクレジットカード業界の事を説明するコーナーです。

先日も、Yahoo!カードという「使うたびにTポイントがたまる」お得なカードの発行が始まりました。

引用元:https://pr.yahoo.co.jp/release/2015/04/01c/

Tポイントは、TSUTAYAや、一部のコンビニなどのお店や、インターネットのサービスで使える「共通ポイント」と呼ばれるもので、使えるお店の数がいちばん多い共通ポイントが「Tポイント」です。そのTポイントが、どこで使ってもたまるこのカードは、「とってもお得なカード」なんです。
このように、新しいカードを発行する会社のことを、イシュアといいます。今回はその「イシュア」が、どんな仕事をしているのか説明します。

イシュア3つの仕事

イシュアは、大きく分けて3つの仕事をしています。それは、
(1)カードを作って送る
(2)使った人からお金をもらう
(3)安全をまもる
というものです。
順番に、詳しくお話ししましょう。

1. カードを作って送る

私たちがカードを持つためには、申し込んで「会員」になる必要があります。
その「会員※」になってもらうために、イベントをしたり、デパートなどの提携相手を増やしたりします。
※会員になり、カードを持つ方法は第2回の記事を読んでください。


最近は、Yahoo!カードのように、会員を増やすための新しい工夫(お得なポイントなど)をする会社が増えています。
そして、会員にはカードを送ります。

2. 使った人からお金をもらう

カードを使って買い物をしたら、後でお金を払わなくてはいけません。
申し込みといっしょに、口座振替で、銀行からイシュアがその代金をもらうための手続きもします。
このように、銀行の口座からお金を引いて(返して)もらう事が「引落し」です。

もし銀行口座にお金がなかったら、引落しはできません。その場合は、コンビニや銀行の窓口からイシュアに支払うための用紙が送られたりしますが、そうなると一時的にカードが使えないようにされたり、信用が落ちてカードで使える「ショッピング枠」を小さくされたりする事があります。

3. 安全をつくる

イシュアは2つの安全をつくっています。そのうち1つが

3-1. 会員の安全

です。どんな事かというと…

毎月の明細を出す

どこでどれだけカードを使ったか、を書いた紙が「明細書」です。それを作って送る(一部、メールで送るサービスもあります)事で、不正利用がないか確認できます。

カードが他人に使われないようにする

カードに印刷されたセキュリティコードを決めたり、会員自身がパスワードを設定する本人認証をしたり、不自然な使われ方を見つけたときに、会員に電話で確認を取ったりします。
もちろん、カードをなくしたなどの理由で番号の変更が必要になった時や、有効期限が来た時に、会員へ新しいカードを送るのも大事な仕事です。

もう1つは、当たり前の話ですが

3-2. 自分たちの安全

です。たくさん使われたのにお金を払ってもらえなかったら、イシュアが損をしてしまいます。そうならないように、その会員の年齢や収入の他に

  • これまでどれくらい使ったか
  • 支払いが遅れたことがないか

という「どれだけ信用できるか」という情報をもとに、お店で使える「ショッピング枠」やお金を貸付する「キャッシング枠」を決めています。

これらの規定をまとめたものが…

ここまでのイシュアの仕事と役割をまとめた書類があります。それがカード会員になるための申込書で同意する会員規約なのです。

また、クレジットカードには「ブランド」というものがあり、イシュアはその「ブランド」とも契約しています。

クレジットカードの国際5ブランドであるVISA、Mastercard、JCB、AmericanExpress、Diners

カードブランドの仕事・役割については、また別の記事でお話しします。

まとめ:大事な書類はよく読もう!

クレジットカードの取得には、様々な「契約」が絡んできます。その中身をよく読まずに契約してしまうと、思わぬ損をしてしまう事もあります。

非常に便利なクレジットカードですが、イシュア・アクワイアラ・そして会員の信用を維持することで成り立っているシステムなのです。

ビジネスをお考えの大人の皆さまへ。クレジットカード決済は、UnivaPayがご用意します。