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3Dセキュアとは

3Dセキュアはインターネットでクレジットカード決済をする際に利用できる本人認証サービスのことで、本人になりすましての使用や偽者サイトでの不正決済を防止する為に提供されている。このシステムはクレジットカードの世界的ブランドの5社に採用されているが、入会したカード会社によっては使用できない場合もある。

3Dセキュアの概念

3Dセキュアは使用する前に予めカード会社のサイトで、パスワードやパーソナルメッセージを登録する必要がある。実際にネットショップで使用する際は、そのショップが3Dセキュアに対応していれば、予め登録しておいたパスワードやIDの入力画面が表示され、パーソナルメッセージの確認を行うことができる。もしメッセージが異なった場合は偽者サイトである可能性が高くなり、ネット犯罪を未然に防ぐことが可能となる。

3Dセキュアの活用例

O2O(オーツーオー)ビジネス施策では、ネット上でのソーシャルメディアでの評判が、そのまま実店舗での売り上げにも良い影響を及ぼす現象を誘導的に起こすことが可能になった。その際によく決済に利用されるのがクレジットカードで、その良い評判を落とさないようにする為にも3Dセキュアの導入は重要となっている。

モバイル端末に対応したサービスの提供と普及もしています。3Dセキュアで使用するパスワードが1度きりのワンタイムパスワードとして、携帯電話のショートメッセージの形で提供されるサービスも既に始まっています。

2025年3月末までに3Dセキュア2.0導入を

経済産業省は、ECサイトの不正利用対策として、2025年3月末までに全てのEC事業者に「EMV 3-Dセキュア」の導入を義務付けます。これは、クレジットカード会社のチャージバック補償制度終了に伴い、不正利用のリスクが高まったためです。3Dセキュアを導入することで、不正利用による売上損失を防ぎ、安全な決済環境を実現できます。

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