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決済システム

ブロックチェーン技術って何?

1.はじめに

「ブロックチェーン」って言葉はよく聞きますが、何だか難しそうに聞こえるかもしれません。でも実は私たちの日常生活にすごく大きな影響を与える技術です。

特にお金のやり取りに関しては、今後ますます重要な存在になることも期待されています。では今後、ブロックチェーン技術とは何か、改めて見ていきましょう。

2.ブロックチェーンとは?

「ブロックチェーン」とは「取引履歴をいくつものブロックに分けて、みんなで管理するシステム」です。簡単に言うと、銀行や決済会社を通さなくても、誰でも透明な形で安全にお金のやり取りができるようになります。

たとえば、友達にお金を送るとき、通常は銀行がそのやり取りを確認してくれますが、ブロックチェーンならその「確認作業」をインターネット上の多数のコンピュータがしてくれるイメージです。不正や改ざんもほとんどできないというのがこの技術の強みで、お金のやり取りだけでなく、さまざまな契約やデータの保護にも使える技術です。

3.迅速な決済が当たり前になっている

国際送金をしたことがある人の中には、「なんでこんなに時間がかかるの?」と思ったことがある人もいるかもしれません。通常、銀行を通じて国際送金をすると、数日かかることがありますし、手数料も馬鹿になりません。日本からだと少額でも手数料だけで5000円ほど掛かることもあります。

一方でブロックチェーン技術を使えば、銀行等を通さないためその問題が解決します。更に取引がほぼリアルタイムで行われるので、友人やビジネスパートナーにお金を送ったその瞬間に、相手が受け取れます。

たとえば、あなたが海外の人に報酬を支払う場合、これまでは「送金完了」メールが届くのを待つのが当たり前でしたが、ブロックチェーンを使えば「送金しました」からすぐに「受け取りました!」が同時に通知されるといったことにもなり得ます。

4.コスト削減で私たちにもメリットが!

さらに、ブロックチェーンは取引の「仲介者」を必要としないため、手数料が大幅に削減されます。例えば、これまでは銀行や送金サービスを使うたびに、少なからず手数料がかかりました。特に国際送金では、送金金額の数パーセントが手数料として消えてしまいますし、少額だと送金金額と同額あるいはそれより多い手数料が発生する可能性があります。ブロックチェーンでは、この仲介者を排除できるため、取引コストがぐっと下がります。

事業者や消費者にとっても大きなメリットです。コストが下がれば、手軽にお金をやり取りできるようになるだけでなく、最終的には商品の価格も安くなる可能性が高まります。小売業者やサービス提供者にとっても、取引のコストが低くなれば、その分を商品の値下げやサービス向上に回せるかもしれません。

国内もインバウンド(中国・アジア圏向け)も必要な決済は、UnivaPayがご用意します。